配線オタ御用達?

本屋店頭で確認して買わなかった俺が来ましたよと。
このシリーズはどうやら「本線」を単位にするみたいで、最初に出したのが東海道本線、そしてその中で東京分と大阪分を出したようです。
かつて「配線」に的を絞った書籍、地図はありましたが、今ではおそらくどれもこれも入手困難だろうし、そもそもデータが古くなって「今」を知りたい人のニーズには応えられない代物でしょう。
記憶では小学館がそういうシリーズをやっていたはず。配線の方は中学生、高校生の頃だったので買えなかったけれど、同様のコンセプトの勾配、曲線編は買えたんですよねぇ。古本屋で全巻セット5000円で売っていたけれど買えなかったんですよね。とても悔しい。
勾配のはうろ覚えのタイトルでアマゾンで検索できた。これですよ。これ。

宮脇 俊三、原田 勝正という強烈な布陣(笑)。
配線の方も出てきた!そうそう。こういうタイトル。知らなかったのは10年後くらいに改訂版が出ていたって事。

もし、過去のデータでもいいからみたいというのなら、こちらの方をむしろお薦めしたいです。古本をアマゾンで買えるし。他にも取り扱っているサイト有るし。検索すれば出てきますよ。といいつつ、手元にないので買え!と言い切るのはこわいですけれどね。まぁ、間違いは無いと思いますよ。オタならきっと大丈夫。
でも俺はクリックしていないと言うジレンマ(笑)。だってネットで買うのいやなんだもん……。もし神保町に行って全巻そろいを見かけたら衝動買いすると思いますけれどね。


地図の方は、こちらも記憶によりますが、JRRという出版社が出していました。こちらは東京を4枚くらいに分けてあったはず。東京近辺しかなかったと思う。当然聖地書泉グランデ5F(今は6Fですが当時は5Fでした)で買いました。


おそらく新潮社の例の冊子が売れたから追随したのだろうと思いますが、かつて目にした事がある本のクオリティ、それも記憶の中で美化されているかも知れないクオリティと比べてしまうのでどうしても厳しい評価にならざるを得ません。


いわゆる「川島本」のうち全国シリーズのは出るたびに買っているのですが出版社がああなっちゃったので行く末が心配でもあります。今回講談社が出したのもそういうシステムになっていると思いますが、小学館の本みたいに、編者としてネームバリューがある人を配して、データの調査はスタッフがやるという方が現実的なんだろうなぁ。


ここは一つ、小学館が企画をぶつけてみたら面白いんじゃないかなぁと思ってみたりしています。