ハヤテのごとく!223話「勝つことと幸せはイコールで結ばれない」感想

この漫画を読み始めて初めてかもしれない。
最後のページを見た瞬間に吹いた。

仮想今週の一コマ

12ページ目(P127)の4段ぶち抜きヒナギクさん。
最近意識してぶち抜きを多用していますよね、絶対。んで、また絵柄を変えたと思うぞ。ミコノス迷子のあたりからってどんな感じでコミックスに収録されるんだろう?描き直しだって限界があるだろうから、続けてみるとかなりカオスな状態になっていそうで楽しみです。

ポイント

んなものあるかっ!
たまらんね。たまらなくぬるい。そこがいい。

ヒナギク

登場時点で2面性を持っていたキャラクターですが、物語が進むに連れ、また別の顔を見せるようになってきましたねぇ。ナギや西沢さんは「変わった」っていう印象なんですが、ヒナギクさんの場合は「増えた」っていう感想を持っています。逆に言うとヒナギクさんはまだ過去を捨て切れていないって事なのかも知れません。となると、ヒナギクさんが本格的に変わるのは「過去話」がテーマになるエピソードが終わってからかも知れませんね。
あくまでも予想、というか妄想です。根拠はありませんし今思い付いたから書いただけ。

遺産

ずれてるね。ずれてる。いい感じです。遺産の話なんかヒナには関係ないし知りもしなかった。

まとめ

ハヤテってこういう漫画だからこんな感じになるとはある程度予想はしていたんですけれど、最後のページ見た瞬間吹きました。ラブコメ的にここはこういう流れだろうとは思っていましたが吹きました。
まさか説教になるとは思わなかったっす。
他にもずれてるギャグが多かったなぁ。ぬるいんだけれどこういうのおれ大好きなんですよね。っていうか、そもそもこういう漫画を求めてハヤテに手を出したんだからねぇ。


さて、今週の話は絵も状況も全然違うけれど97話を思い出しました。

こうやって改めて見ると絵柄ずいぶん変わってますねぇ。
上にも書いたけれどヒナギクさんの魅力は多面性だと思います。いわゆるツンデレってことじゃなくてもっと属性が多くて時と場合によって見せる顔が違う。そういう女の子にリアルでも男は弱かったりします(笑)。少なくともこの漫画の中で現時点では一番多面性を持っているキャラクターだと思いますね。こんな話昔書いたような気がするなぁ、そういえば。今日はリンクばかりだ……。

ハヤテのごとく!』の登場人物は、彼ら、彼女らが暮らす仮想現実の中で、物語が始まる前から、そして終わった後も、読者の意図とは無関係に属性の獲得と喪失を繰り返しながら日常を生き続けている。

っていう感覚は、現時点ではヒナギクさんから強く意識付けられるんですよね。そしておそらくこの物語が終わった時には他の登場人物からもそれを感じることができるようになっているのでしょう。




今週でヒナメインのラブコメは地雷炸裂で終了なんでしょうか?来週はどうなるんだろう?誰が出てくるのかすら予想がつかない。いちおう続き物の話のはずなのにねぇ。もしかするとイタリア編かな?
予想よりもずいぶん早いですがもう1本書きたいので今日はこれで終わりにします。