『新世紀エヴァンゲリオン』15話〜19話 を初めて見た感想

正直おれがここに感想を書く意義はまったくないのではないかと思い始める今日この頃……




うーん。ツボにはこないですねぇ。自分でも何がツボに来て何がツボにこないのかはわからんのですが、ここまではツボにはまらないです。
今日見た分では自分の意志に反して兵器が人殺しをするという場面が描かれていますが、そもそもエヴァもシトも兵器というより生命体として描かれているから今までやってきたこととどこがどう違うのだろうかとかいらんことを考えてしまいます(笑)。
自分の種族さえよければいい、さらに、自分の種族の大多数を守るためには多少の犠牲をはらうことに躊躇をしないという大人の考え方と、その考えられ方を受け入れる準備ができていないままに従わなければならないという子供との軋轢ってことなのかな?
受け入れる準備ができていないのに受け入れるのが綾波レイであり、受け入れる準備ができていないのに強制的に受け入れさせられてしまったのが碇シンジっていう理解をしました。もう一人、シンジの友だちでエヴァに乗りたいって言っていた子も自分の意志が大人に受け入れられないっていうもどかしさを感じているんだろうなぁ。


エヴァで人類を救うか、自分自身の(まだ確立していない)ポリシーを優先するか、その対比を描くのがいわゆるセカイ系ってやつなんですかね?




俺は高校生の時『絶句…‥』っていう小説を読んで、「利己的な種族」という考え方に初めて触れました。その考え方は未だに引きずっていて、なんせ、読んだことも忘れていて、自分自身でその考え方に到達したと勘違いしていたくらい強烈な影響を受けているんですよね、全然違う話ではあるんだけれど今流行りの環境保護みたいな話も素直に聞けなくなっています。結局自分さえ良ければいいっていう話なんじゃないかなぁと思っちゃうんですよねぇ。




あと数話なのでここまで来たら最後まで見ようと思います。もし本放送時に見ていたら違う感想を持っていたのだろうか?