読書感想文 栗本薫著『グイン・サーガ』128巻 謎の聖都

謎の聖都―グイン・サーガ〈128〉 (ハヤカワ文庫JA)

謎の聖都―グイン・サーガ〈128〉 (ハヤカワ文庫JA)



ここんところずっとなのですが、ほんと面白くてね。冒頭部分を思い出すんだよねぇ。
今回のお話は構成的にはグインが捕らわれた快楽の都タイスの話に似ていますね。ヨナとスカール、さらにはフロリーとスーティは脱出できるのでしょうか?


グイン・サーガ』の世界における「ミロク教」という宗教は、わりと早いうちからその重要性が示唆されていました。ようやくその全貌が見えようとしています。
が……


もう1冊あるのだろうか……。読んでどういう気持ちになるのか自分でも想像がつきません。なんせ20年以上つきあってきた物語ですからねぇ。それほど濃いおつきあいでは無かったけれど、万感迫るのかもしれませんねぇ。逆に淡々と事実を受け止めるのかもしれないしねぇ。