読書感想文 伏見つかさ著『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』3巻







なんというかまぁ不思議な小説ですなぁ。


主人公の1人称目線がオタクを一歩引いたところから見ている感じってのは面白いなぁと。20年くらいすると、200X年代の民俗研究資料になりそうな……(笑)。俺もオタクではあるんだけれど方向性が違うのでこういう書き方をしてくれているとなかなか助かる部分があります。


この小説の根幹を支えているのは主人公とその妹ではなく田村家なのかなぁと思ったりしています。あそこの場面って物語には大きな影響はないのだけれど話に緩急が付くのでいい感じなんですよね。




さて、4巻まではということなので後1冊。最低そこまでは読んでみましょう。