ハヤテのごとく!284話「ピンチ!ショック!サスペンス!」感想 ヒナたんアーたん

ハヤテのごとく! 25 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 25 (少年サンデーコミックス)



今週は最低2本立てです。っていうか一つ上に短い記事を書きました。コミックスも短編集も買ったので感想本編は無理だけれど何か書くかも知れません。
でも、今週の感想は長くなるかも。なんかポイントとなる話の様な気がしたんだよなぁ。思い過ごしかも知れませんけれどね。



仮想今週の一コマ

9ページ目1コマ目。
アーたん!お久しぶり!!

ポイント

扉絵

不機嫌とまでは行かないけれどクールな表情のヒナギクさん。最近の本編では恋愛ボケをしていてこういう表情がなかなか出てきませんね。怒っているか照れているか笑っているかしか思い付かない。

冒頭2ページ

電車の中で読んでいてわけがわからなくなった(笑)。恥ずかしながら編集さんが書いたと思われる柱の注意書きに助けられました。

ゴールデンウイーク

思い出しちゃいましたねぇ

アーたん

まとめで。もしかするとこれが今後のポイントになる話かも。

ヒナたん

それはないわwwww

暴走するタマとハヤテ

ハヤテ、そのうち死ぬな(笑)

引き

オチではなく引きだ!爆発する様なロケット花火は危険なので人に向けてはいけないですよね。通常のロケット花火は人に向けるのが礼儀という文化の地方もあるらしいですがね。

まとめ

要約すると、ヒナギクさんが悪い男にたぶらかされてしまったお話です。せつないなぁ、ヒナギク。なんかもうどうにもならないよなぁ。スーパー美少女だったのになぁ。2人が出会ったときのことを思うとこんな展開想像もできなかったなぁ。感慨深いですね。
引きはタマか。タマはどうなっちゃうんだろうねぇ。それとも全然関係ないところに話は進んでいくのかな?


さて、と。




今週のハイライトは「アーたん」ですね。「アーたん」って言っちゃったんだよな。ヒナギクさんの前で。前にそういう場面はあったけれど、回想シーンだったので実際にヒナギクさんがそれを聞いていたのかは不明ですからねぇ。


ヒナギクさん本人がそれに気づいているかはわからないけれど、今週の話で、「アーたん」という言葉で、彼女は読者と同じ情報を得ることができたんですね。
ヒナギクさんはアテネに「もうその名前(アーたん)と呼んでいい人はいないんだ」と怒られているんですよね。もし、既にハヤテは今でもアテネのことを想っていることは知っているヒナギクさんが、その言葉の裏にある意味に気づけば、「アテネもハヤテのことを想っている」ことがわかるだけの材料を手に入れてしまったんですよね。


せつないよねぇ。なんかね。ヒナギクさんがヒロインの物語はこういう話だったんだねぇ。てっきり西沢さんがヒロインの話がこんな感じなのかと思っていた。
まだ余談は許しませんがね。




この漫画の面白いところの一つとして「情報格差」があるという話を昔書いたはずです。登場人物間での情報格差はもちろんのこと、読者と登場人物の情報格差もまた顕著。サスペンスで「そっちに行くと死亡フラグ!」と思っちゃうことあるじゃないですか。状況はぬるいけれどそれと同じような状態なんですよね。
そして、多くの漫画や小説などでは、その情報が明かされる瞬間は盛り上がるんですが、この漫画にはあんまりそれがない。淡々と情報が開示されていく。俺の好きな推理小説とは逆ですねぇ。


今回、ヒナギクさんに情報が与えられたことが本当にこの漫画の中でポイントとなるのか?それは正直わかりません。俺は「もしかするとポイントかも知れないなぁ」と思っただけ。
この先読み進めていけばいずれわかることです。何年かかるかわからないですけれど俺はつきあっていきますよ。




他にも書きたい記事があるのでこのくらいで。長くなると言っていた割には短いんじゃないかな?どうだろう?








私がこの漫画にこれほどまでこだわっている理由とその説明です。