読書感想文 畑健二郎著『神様に Rocket Punch!!』もいちど

畑健二郎初期作品集 ハヤテのごとく!の前 (少年サンデーコミックススペシャル)

前に書いた感想はこれ

• 読書感想文 畑健二郎著『神様にRocket Punch!!』感想 ギャグセンスは変わっていない

こんな感想が２回も入っている駄目なタイトルがGoogleトップで晒されていると思うと恥ずかしいけれどこういう場合自分のサイトを検索するより簡単に見つかってありがたい。




基本的に前回の感想と同じなんですよね。当たり前なんですがね。ギャグセンスというよりも「間」なんだろうな。俺に合うんですよねぇ。当然合わない人もいるでしょうけれど、これが合っちゃう人はツボにはまるんだよな。
後書きでは

ぶっちゃけ僕は面白いと思っているしいつか完全な形でリメイクしたいとも考えているのですが、なんというか読者には優しくない内容だなぁと。

と書いてありますが、どのあたりが優しくないのかがわからなかったり。なんかもう普通に面白い漫画なんですよねぇ。


前の感想では想像だけで書いちゃったんですが、編集の坪内氏が当時の畑健二郎、あるいは『神様にロケットパンチ』に何を見たのか？ってのは気になるところです。
後書きを読むと、相当な力業で雑誌掲載をさせたようなので、おそらくは何かを見たんだろうなぁと思うんですよ。だからデビューさせたいと思ったんじゃないかなぁ。


たしかに神様のオルムズト・ナジャはかわいく描いているし無茶もするけれど、この漫画を読むと、この後まさか女の子がいっぱい出てくる漫画をこの人が描くとは思えないですねぇ。この漫画から『ハヤテのごとく！』に受け継がれているのは笑いの部分のように思えますね。


反応する人としないひとがはっきり別れる作品なのかなぁ。