ハヤテのごとく! 300話 感想2日目



長い引用ですが……

僕は、漫画を描く以外の事は大してできません。

人付き合いも苦手ですし、運動も得意ではありません。
政治や経済に詳しいわけでもありませんし、
物凄いプログラムを組めるほどパソコンとかも得意ではありません。

いや、そもそも漫画を描くということに関しても
あまり得意な方ではないというか
大した才能はないと思っています。

と、書いてあるのを読んで思うところがあるので1本書きました。



例によって、本当に俺がそう考えているかとかではなく、そういう考え方もあるのかなぁというスタンスで読んでもらえると一番うれしいですね。本気で書いているのかどうかは上記記事に限らず秘密です(笑)。
そんなことは読む人が勝手に判断すればいいことです。




真偽のほどはともかくとして、畑健二郎さんは端から見ると才能と方向性がかなりマッチしていると思うんですよね。いろいろな物語を、それもかなり色が違う物語を考えつく才能が有ると思うんだな。そしてそれが生きる作品を今作り出している。そんなふうに思います。


300話。
感想サイト的には潤っております。お金的な意味ではなく来訪者的な意味でだけど。水木でこんなに人が来たのは久しぶりかもな。大したことはないんだけれど、最近普通に減っていたのでね。

アテネが二位になったのは作者的にはちょっと意外。

そうかぁ。作者的にも意外だったのかぁ。俺は2位だと思っていたんだけれどなぁ(笑)。なんというか、後に尾を引くキャラなんですよね、アテネは。

しかし、ぶっちゃけ今回の結果とは全く関係なく考えていた
今回の話ですが、なぜか見開きの表紙と本編の内容が
合致する感じになってちょっと驚き。こんなこともあるとはね。

6月までの話はずいぶん前にできあがっているんだろうなぁ。もちろんオプション的にエピソードは投入する可能性があるしそれができる漫画ですけれどね。
システム屋的な言葉を使うと、『ハヤテのごとく!』の要件定義は連載が始まる前に終わっているんですよね。暫定最終回とトゥルーエンドというマイルストーンとそこに到達するための要素がそれにあたります。そこからは基本設計とか外部設計とか言われる作業になりますが、『ハヤテのごとく!』の場合は成果物をまとめて出すのではなく小出しにしています。具体的には毎週成果物を出すことを求められています。しかし、設計上はある程度まとめて作業をして、それを実装に回すことになります。
漫画を描くという作業をしたことがないのでわからないですが、システムを作る時のことを考えると実装ってそれ自体は退屈な作業です。むしろ退屈でなければなりません。考えることが必要な作業は終わっているんですから。ところが実際には実装段階でいろいろ問題が見つかって微調整をすることになって、本当はこういうことを思ってはいけないんだけれど、それが楽しかったりするんですよねぇ。




昨日の感想にも書きましたが、久しぶりにこの先を読むのが怖い展開になっています。アテネ編は、その過程はともかく最終的には予定調和にならないと連載終わっちゃうからなぁとか思えたんですよね。でも、今度は読めない。今週の時点ではさっぱりわからない。そもそもどの話とどの話が関連しているのか、どのキャラとどのキャラが絡むのかすらわかっていない。
それが読みづらいというのがこの漫画の魅力ではあるのですが怖いんだよなぁ。怖いからこそ魅力と感じるんだろうなぁ。