読書感想文 畑健二郎著『ハヤテのごとく!』99巻(劇場配布) 感想

ハヤテ信者なのでハヤテの方をもらいました。また見に行く機会があって余ってたらネギまも手に入れる。



表紙

今回の映画に出てくる主要キャラたちです。通常コミックスの表紙と並べてもあまり違和感は無い。

裏表紙

コメントも含めて通常フォーマット。生徒会3人娘です。

背表紙

いつもより狭い。んで29巻とはつながらない。もしこの先時系列や巻系列で並べたらつながっているようになるんだったらすげーなぁ。何年後にわかるのかわかんないけど(笑)

折り返し4コマ1

伊澄と咲夜の夏休みネタ漫才。
夏休みの宿題をアクセス数の糧としているこの日記サイトとしてはありがたいチャレンジです(笑)。

折り返し4コマ2

ヒナギクさんのラブコメ的お約束話。ハヤテには悪意はないんですよ。たぶん。

表紙裏

神様はちゃんといますよ。きっと。

裏表紙裏

2回3回とみるのは見る人の自由。その件は劇場版の感想で書きます。

背表紙裏

とても大切な事が書いてありますのでネタバレだけれど転記。

スタッフロールがはじまっても出て行ってはだめよ。

これ大事。

封入特典1

カードゲーム?のカード。絵柄はハヤテたちが駅に降り立つ例のアレ。

封入特典2

ハヤテ、ナギ、マリアさんの三種類のステッカーのうちどれかが入っているということだったのですが、マリアさんが当たりました。
全く違和感が無いはずなのですがとても上級者向けに感じるのはなんででしょうか?不思議です。

中扉&目次

ハヤテがナギの手を拭いている例のアレ。
ここに通常単行本みたいな妄想させる絵が描いてあったらどうしようかと思っていたのでよかった。

キャラ紹介

この本は、席に着いてから始まるまでの時間つぶしに読んでもらうという意図があるようでして、この漫画を知らないのに映画を見に来た人がいたらこれを読めばなんとなく人間関係とか設定がわかるようになっています。

本編 「HEAVEN IS A PLACE ON EARTH 0」

俺は映画をもう見てます。見る前にこれを読んでも全く問題がないことはよくわかります。
畑健二郎さんってやっぱ理由を用意してるんだよなぁ。ルカが同行していないのにはちゃんと理由がある。
映画では伏せ字系表現がされなかった系統の用語も漫画ではいつも通り伏せ字です。
で、一番ハヤテらしいなぁ、というか畑健二郎さんらしいなぁと思ったのは、映画本編を見る前に読むという設定自体もギャグのネタにしているところです。制約があったらその制約をギャグにする、と言う所が俺は好きですね。一番すごかったのはコナンサンタ回だよなぁ。あれは俺の中では既に伝説。編集担当者もあんな形で本誌企画をクリアされるとは思ってなかっただろうなぁ。初めて見たときはどう思っただろう?
アニメはおろか普通の映画も見ない俺がわざわざ公開直後に劇場まで足を運んで映画を見たのはこの本を手に入れたかったからなのですが、本編だけでも行って良かったなぁと思いました。




が、サービスシーン満載のこれがなんで映画の本編に入っていないのかという疑念は残ります(笑)

原作ネームから劇場アニメが出来るまで

これ、面白いな。こうやって出来ていくのか。原作者と脚本家と絵コンテ書く人はそれぞれ別々の創作者なのですが、原作通りに作ると言ってもこれだけ変更が入るんですねぇ。

赤松健先生からのメッセージ

川崎の美術館でやった展覧会で売られていた目録は宝物です。そこに出ていた対談から本格的な交流が始まったらしいですからねぇ。
漫画家としてのキャリアは全然違うし、俺が見る限り行きたい方向性も才能の方向性も全然違うように見えるお二人ですが、創作者同士、気が合う部分も有れば譲れない部分もあり、いずれにしろともに刺激を受けているのかなぁと……。勝手な想像ですけれどね。

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いろいろ出るなぁ。ほとんど買っているわけだがww。まずは30巻か。

新アニメ

三期とは書いてないのがポイント。アテネ編をまとめてやるならテレビアニメの方が良さそうな気がするけど、そうでないならOVAとかそれこそ劇場版2作目の方がいいのかもなぁ、と俺は思います。
テレビアニメにはやっぱ向いてないよ、この漫画は。こないだ読んだコンビニ版ナギ編みたいな切り出し型をして1話〜数話完結で進めるか、一つながりの話をやるかしかないんじゃないかなぁ。
でも、できればテレビで見たい。作るの大変だろうけどテレビで見たい。

まとめ

この本を手に入れていないでこの感想を読みに来たハヤテファンのみなさまはお気づきでしょうが……。
びっくりするほど通常版ハヤテ単行本と同じフォーマットです。折り返し4コマはともかく、表紙裏まで有るとは思わなかったし、背表紙裏は狭いから絶対無理と思ったらとても大事な事が書いてあった(笑)。
これは作るの大変だわ……。
このためだけに劇場まで行った価値はあったわ。


でもね。俺はねぇ。いずれこれも売ってほしいと思うんだよな。今回劇場に行けない人もいるだろうし、なによりも、この後遅れてくるファンもいるはずです。まだこの漫画を知らないけれど、知った後映画も見て、その映画にまつわる物も欲しいと思うオタクマインドを持つファンだってきっと出てくるはず。
そう言う人のために手に入れるルートを用意してあげるべきなのかなぁとね。




最後に。お約束の突っ込みをします。


99巻なんていう番号を付けて、98巻までに終わんなかったら99巻は欠番にするのか!!終わるんだろうなぁ!!
まだ30巻くらいだけれど全然安心できません(笑)