札幌宿取り合戦 夏の陣

自分で経験するまでここまで厳しい戦いになるとは思ってもみませんでした。特に土日がひどい。空いてないんですよ!宿が!空いててもハイエンドとローエンドだけで、出張サラリーマンに必要なミドルレンジの低いほうがまったく空いてないんですよ!




土日に札幌滞在するスケジュールとなったので、1ヶ月前くらいに宿を検索したら1件もあいていないということがありました。そこで目の色を変えて探し始めたんですよね。そしたらもうだめだめでさぁ。空いているのは1泊20万円以上のロイヤルスイート(笑)と1泊1,000円台のバックパッカー向けの宿だけとか。
札幌がダメなら小樽に行けばいいのに♪などと気軽に考えていたのですが、そういう時は小樽も話にならない。さらには、千歳空港から札幌までの各駅近ホテルも軒並み混雑。職場に寝袋持ってこもることになるのかなぁと絶望的な気分になりました。
結局一番つらい日は岩見沢に宿が取れたんですよ。岩見沢。遠いですよね。うん。遠い。でもよく考えてみると東京で仕事をしている時の通勤時間とさほど変わらないんだな、これが。そしたら、一緒に仕事している人も同じ日に岩見沢の別の宿を取っていて笑いました。一緒にタクシーで通勤しましょうかぁみたいな話をしましたね。
ところが、1週間前くらいにもう一度検索したら、札幌都心部の宿がぽつぽつ空いたんです。で、もうさくっと予約しました。もうさぁ。見つけた瞬間に予約しなきゃまずいって気分になるんですよね。そして、もっと条件が良い場所を探すと。とれたら速攻予約取り消しと。そう言うことをやる人が多いからさらに宿不足(に見える)状態が生まれているのかも知れません。
ところがところが結局その週末はプロジェクトの方針で全員東京に帰ることになったのでその努力は全て無駄になりました(笑)。混んでいる宿に泊まるのはいろいろ不便なので助かったと言えば助かったんですけれど報われなかったという意味では残念でもありました。


夏の札幌で宿を取るのがどうしてこんなに大変なのか?
その理由の一つは学会です。
お医者さんが大挙して札幌にやってくるそうです。1回数千人レベルで。
学会は週末にやることが多いみたいで、木曜の夜から宿が取りづらくなります。
もう一つライブ。
ミスチルとかエグザイルが来るタイミングはきつかった。
さらにもう一つ。日本ハム阪神交流戦(笑)。阪神ファンぱねぇっす。気合いが違います。
さらには観光シーズンと言うこともあるのでそもそも宿が埋まっています。


仕事で札幌に滞在するなら、夏はウイークリーやマンスリーのマンションの方がいいかもしれないのですが、そちらもなかなか競争率が激しいようで突然取りたいと言っても取れる物でもないし、会社的には面倒なことになるので認められるかどうかも方針次第でしょうね。


仕事の曜日をずらせるのだったら週の前半に行き帰りをするスケジュールにしておいた方がいいですね。許されるのなら日曜の夜先乗りするのが一番楽かなぁ。月曜午前の飛行機は通勤列車状態になっていますしね。


なんにしても勉強になりました。観光旅行に行くにしてもこの経験は役に立つんだろうなと思います。