マクドナルド「無煙化」は業績に影響があるのか?

肉騒動などで業績の悪化が伝えられるマクドナルド。この先回復するのかどうかはわかりませんが、その前に一つ経営上の施策をしているようなんですね。
それは無煙化。全面禁煙にしました。




わざわざWebで検索したりしないので全店舗なのかそうじゃないのかわからないですが、俺の立ち回り先にあるマックは全部禁煙になりました。そして俺はたばこを吸う。いく機会がめっきり減りました。
けっこう朝に行ってたんですよ。コーヒー安いですし。前にも書いたけどどんどん椅子が座りづらくなりテーブルが狭くなりしてますが、手軽にコーヒー飲みながらたばこ吸えるってのはありがたかったです。
もちろんそういう光景が苦手な人はたくさんいるでしょう。煙いところはいやだと。引き合いに出して悪いですがドトールは煙たい。そういう客層が利用しています。
報道などを見ると声が大きいのは煙を煙たがる層でしょう。煙を吸いたがるのは少数派。経営としては少数派を切り捨てて多数派に居心地いい空間を作るという施策をとることは当然理解できます。しかし、本当にそうなのかなという思いもあります。
たばこが吸えるから来店するという客層は売り上げの中でどのくらいを占めていたのか、そして、禁煙にしたことによって来なくなった客より、禁煙にしたことによって来るようになった客の方が多いのか、あるいはよりたくさんお金を使ってくれるのか、そういうデータを見てみたいなと思いますね。
一番多いのは禁煙だろうが喫煙だろうが入店するこだわりのない人ってのは容易に想像がつきます。禁煙になって来なくなった人も、禁煙になって来るようになった人ももしかしたら無視できる比率なのかもしれません。そういうことも含めて見てみたいなと。


マクドナルドの禁煙化は別にいいと思います。ただ俺は行かなくなった。わざわざ行くだけの価値がみつからない。禁煙でもスターバックスには行く。手持ちで持ち帰りしても飲みたいと思う。本当に気に入ってるのなら禁煙か喫煙かはあまり関係はないです。ちょっとした時間つぶしとか気分転換に使える空間、食べ物、飲み物としてマックを選ぶ理由がほとんどなくなっただけの話。でも時々朝マックを食いたくなることはありますけどね。そういうときは持ち帰りで……


とは書いたものの……、実はですね、前にも書きましたが、ファミリー向けにとか言っている割には客の在店時間を短くする施策を取っているようにしか思えないんですよね。非喫煙者への配慮というより、その施策の一環として全面禁煙にしたのかもなと邪推しています。