昨日の記事について

書くのに内心葛藤があったんだけどそれをあれに書くとわけがわからなくなりそうだったので別に書きます。




何にでも光と影があるという話は昨日の記事の中にも書きましたが、昨日書いたような状況はまさに私がインターネットというものに触れたときに思い描いた未来そのものなんです。まだそういう時代はやって来てないけれどいずれやってくると20年近く経った今でも信じています。
もちろん思い描いていた未来というのは自分にとっては素晴らしいものであって、それを実現するために自分のわずかな力を役立てたいと思っているわけですが、実際には負の面が先に顕在化してしまい、私の思い描く未来はむしろ暗黒ととらえられてしまうのではないかと危惧しています。そしてそういう面も私自身否定することができません。


何にでも光と影がある。光だけ見ていてはだめです。しかし陰だけ見ていてもだめだと思います。
鉄道が初めて走ったとき、電信電話が普及し始めたとき、人は光と影を見てきました。今生き残っている技術は陰の部分をうまいこと手なずけて光の部分を享受できるように工夫されています。もちろんそれをしきれていない部分もありますが……。
陰があるからだめ、光があるから推進すべきという二元論に陥らずに両方の面を把握した上で、なら自分はどうするのか、ということを考えることがいつの時代になっても大切だと私は思います。