奥会津はデイリーの牙城

ラーメンを食べるついでに奥会津をドライブしてきました。




冬タイヤに変えたので食いつきを確かめるために行ったのですが当初の目的は果たせず、喜多方ラーメンを食べてドライブしただけになりました。
途中で吹雪には遭いましたが、路面にはほとんど雪はなくて拍子抜けです。只見まで行ったのに……。
只見線沿線を車で走るのは初めてでした。いいところですね。人家が途切れないってことは想像しているより暮らしいいのかもしれません。
帰り道は今市に抜けて例幣使街道(国道121号線)を使ってみました。こちらも初めて通る道でした。
杉の巨木で圧迫感はありますがとてもいい雰囲気の道でした。杉並木のおかげで信号も少ないし。
少しだけ高速を使って最近できたばかりの幸手ICから地元に戻りました。下道を走る距離は長いけれどめったなことじゃ渋滞しないから時間が読めるんですよね。ストレスもかからない。




会津はなんとなくノスタルジーを感じる地域です。
道路脇のポールに今はなき「建設省」の文字があったりして時が止まったような印象を持ちました。
そして、もう一つが、今では街道を走ると当たり前のようにどこにでもあるコンビニがほとんどありませんでした。
そんなときにぽっとみつかるのがデイリーヤマザキあるいはヤマザキショップです。


北海道に行ったとき、向こうの人たちに「北海道でコンビニと言ったらセコマ。どこにでもどんなところにもある。」と聞いていて、札幌にいるときは別にどうとも思わなかったけれど、休暇でレンタカードライブに行ったらなるほどそういうことかと理解しました。
それと同じことが関東近辺では、デイリーヤマザキヤマザキショップに言えます。その二つは別のグループですが私は厳密に区別しないでデイリーと呼んでます。本来ならヤマザキと呼べばいいのかもしれないですがなんとなくそうしてます。理由は特にありません。


最近は通っていないですが、かつて道志道(国道413号線)ではデイリーヤマザキが唯一の休憩場所に見えました。その後もう一つデイリーができて、仲間内では本デイリーと偽デイリーと呼んでいました。本物でも偽物でもデイリーはデイリー。ちょっとした買い物とかは大概どちらかに行っていました。
会津でも同じで明るく一見さんにも入りやすい店舗がやっと見つかったと思うとデイリーです。コンビニが無いところにもあるのがデイリーです。
オールドスタイルデイリーで特徴的なのは今では当たり前の駐車場が無いか貧弱なことです。そういう立地だからコンビニではなくデイリーになっているとも言えます。それによる弊害もあって、行楽時期にはデイリーを頭にプチ渋滞したりすることがありました。原因は路上駐車。それも今となっては懐かしい思い出です。


関東大雪の時に山崎パンのドライバーは自社社員だから積み荷を困った人に分けてあげられたって話がありましたが、ヤマザキの配送網はコンビニ網以上に少なくとも関東近辺では津々浦々まで整備されています。パン屋としても超大手ですが、物流会社としての実力も相当なものですね。