車両感覚

昨今ニュースになることが多い高齢者が運転している車による事故ですが、地方ではやむを得ないところもあるなぁと思ったりすることが多いです。
生きていくのに必要な病院がよいや食料品調達はいうまでもなく、仕事にもそれこそジュース1缶、たばこ一箱買いに行くのにも車が必要という場所は数多くあります。
そういうところで生きていく人たちから代替手段を用意せず免許を奪うというのは死ねと言っているのと同じになってしまうので一概に規制しろということは言えませんね。


それはともかくとして、ことあるごとに書いていますが私が住んでるところは非常に中途半端で、車がなくても生活はできるが車があった方が便利です。大規模なショッピングモールは市内にありませんが小規模中規模の店には駐車場が完備されています。大きな病院には言うまでもなく大駐車場が整備されていてそれでも満杯になったりしていますが、小さな診療所でもそれなりの規模の駐車場があります。
歩いて行くのはかったるいし待たされるしで最近車で行くことが多くなったのですが……


今日もそんな感じで無駄にガソリンを使ってきました。その途中救急車がやってきましてね。ちょうど国道との交差点のところで後ろから来ました。
その道は決して狭いわけじゃないんだけれど歩道を作ったら基準に合致しなかったのかセンターラインが消されるという微妙な広さの道で、信号待ちの車と国道を渡ってきた車でカオスになりました。
ところが、みんなぎりぎりまで車を寄せたらあら不思議、救急車が通れるスペースができるという。
縁石にタイヤをこすったり標識ぎりぎりに寄せたりすると大型のトラックがいてもよけられるんだなぁとしみじみしました。


中途半端な場所だけあって交通量が多いのに道幅が狭いところが多いから自然と車両感覚は磨かれる場所なんだろうな。