つくばエクスプレス北千住での朝ラッシュについて

かなり破滅的な混雑をするようになって内心(ってここに書いたら内心でもなんでもないけど)ざまみろと思っている心の狭い常磐線沿線住民ですが、ほとんどそういう偶然はないと思っていたのにどういうわけかつくばエクスプレス通勤をしていて毎日状況をみることができるようになったので、今後それでもどうしてもイメージのよいつくばエクスプレス沿線に引っ越したいと思っている人に情報が提供できればと思って書いてみます。




TXのいいところっていうのが車内広告にありました。今でもあるのかな?
たしか3つ上げられているけれど常磐線との比較で一番重要なのは「時間に正確」というところでしょうね。朝の電車が時間通り動くというのは、特に常磐緩行千代田線利用者にしてみるともはやファンタジーですからね。
しかし、ほぼピーク時に毎日乗っているとTXも遅れが常態化しています。
しかししかし、それでも相対的に見れば時間に正確です(笑)。
千代田線北千住では5分の遅れは標準より少なめで10分くらいが当たり前、15分遅れるとさすがにちょっと厳しいという状況ですが、TXだと最混雑列車でせいぜい5分くらいなもので10分遅れるとちょっとした事件という感じです。
それに、豪快に遅れた列車の後にはすぐに次の列車が来て北千住で空いてその次の列車までは遅れが波及しなかったりします。
千代田線は渋滞が千葉県まで延びることもありますのでそれに比べると遅れは少ないです。
常磐線快速の状況はわからないですが、上野の折り返しでそれなりに待ちは発生しているのではないかと思います。ダイヤ通りとは思いますが、北千住南千住間ではスピードを落としてTXにぶち抜かれるのが基本になっています。北千住までは緩行を多いときには5〜6本抜くので、他の路線同様北千住を境にして路線の性格が変わるんだなぁとしみじみします。


さて、そのTXの遅れですが、噂に聞く他の路線の状況とはずいぶん違います。
区間快速、通勤快速より各駅停車が遅れるんですよね。
少し前に混雑平準化のために流山おおたかの森での緩急接続をやめたり快速を通勤快速にしたりしましたが、平準化が行き過ぎて逆に各駅停車の方が混むようになっています。
その理由としては六町、青井の利用者像があるんじゃないかなと想定しています。北千住から1駅2駅という立地の割には比較的安価で広い住宅が提供されていてそこそこ人気があるのではないかと。
そういう背景があるから並行して走る千代田線綾瀬北綾瀬間も10両化と本線への直通化を行うことにしたんじゃないかなと思います。
利用者数を見ると六町が多いですが、青井は逆に伸びしろが広いかもしれません。TXだけは賄いきれなくなるから千代田線も戦力化するのかなと思いますが、少なくとも北千住までは未来永劫少しの混雑を我慢すればTXの方が所要時間を含めて考えれば快適に通勤できてしまうと思います。
千代田線綾瀬駅は2.5面3+1線を朝ラッシュ時にはフル活用していますがそれでも駅手前での停止は常態化していますからね。TXも北千住駅手前での停止は常態化していますが、千代田線は北千住手前でもきっちり停止するのでそこは同じです。


クロスシートロングシート化をするということで、逆に8両編成化は新型車両の導入時期まで待たなければならなさそうなTX。開発が進んでいない流山セントラルパーク柏たなかが発展したらかなりひどいことになるだろうなと思っています。