東京築地市場の豊洲移転問題の責任は鳥にある

昨日飲みながら話してた妄想です。今まで何度もその話をしたような気もします。話すときは100%酔っ払ってるんでよく覚えていません。
繰り返しますが妄想です。




「なんでそもそも豊洲になっちゃったのよ」
というのがいつも会話の発端だったりします。
「なんで大井にしなかったのよ」
と続きます。





見ての通り、というか見るまでもなく大井は東京の物流の大拠点です。
大井埠頭という名の通り海運の基地になっているのはもちろんのこと、道路交通を担う首都高速道路湾岸線が走り、国内長距離輸送では存在感がある鉄道貨物輸送では東京貨物ターミナルが立地しています。その上、決して無視できない航空貨物の拠点は近隣の羽田空港にあり、その羽田がある埋め立て地という立地により、逆に他の土地利用が押さえられているのかなとも思います。
とにかく大井は荷物が集まる場所であり、そこに市場が立地するのは非常に理にかなっている。


そして、実際、秋葉原にあった神田市場は大井に移転している!
なぜわざわざ別の場所を用意する必要があるのか!




ということを念頭に地図を見ると……


ああ、もしかしたらそういうことなのかもしれないなぁ、と思いませんか?


もともと総合的な市場を大井埠頭に建設するつもりがその予定地に野鳥が住み着いて無視することができなくなった。そのために一部機能のみを大井に移転し、一部機能は別の候補地を探すことになった。
とはいえ都内にまとまった用地を確保するのは困難で、強いていけば中央防波堤の新埋め立て地くらいですがあそこはまだかなり手を入れないと難しい状態。そこで空いていたのが豊洲だったと。


くどいですがこれは妄想です。大井埠頭の野鳥公園の広さはぱっと見築地よりは広いが豊洲に比べれば狭い、だからそもそも無理という考え方もあるだろうし、野鳥公園に使っている土地が安全安心なのかというとそれはそれで別問題でしょう。
しかし、このぐだぐだ感は、当初の予定が狂って慌てて用意した別の解決策の詰めが甘かったから生まれてるんじゃないかなと想像したりしました。


豊洲移転問題の責任は鳥にある。