朝の連続ドラマ『ひよっこ』が少しだけ気になる理由

東京での舞台が赤坂だから。




俺の生まれ故郷は東京のいわゆる下町で、親近感という意味では『あまちゃん』のアメ横の方がより深いし、もろに生まれた街が一時的な舞台にもなったことがあるのですがやっぱり気になります。
俺にとって生まれ故郷よりも赤坂や神田の方がより長い間生活を送っている場所になっています。赤坂とのおつきあいはかれこれ30年以上経ちます。おそろしいことに今住んでいるところよりもつきあいがながい街なんだなぁとしみじみしてしまう。高校生の頃から昼休みに制服着たまま外食みたいなめちゃくちゃなことをやっていましたが、そういう人たちも受け入れる懐の深さみたいなところも感じていたり。今はそんなことできないんだろうなぁ。
ドラマになりやすいかなりづらいかという意味では東京の下町は亀有やら柴又やら浅草やらを例に出すまでもなくドラマになりやすい下地があるのですが、赤坂あたりはおしゃれみたいなイメージがあるからなかなか難しいかもしれないです。
実際には路地がいっぱいだし都内有数のコリアタウンという側面もあり近年では外資系企業が増えたせいか国際的な香りもして実は下町的なところなのですが、なにせエリアが非常に狭いしなぜか休日にはあまり人が集まらない場所になっているので、土日に限ればほかの繁華街よりもかなり静かな街です。平日昼休みは戦場ですけどw


時間が時間だから『ひよっこ』を意識して見ているわけじゃないし再放送をみることもあまりないのですがテレビがついていると赤坂かぁと思ってしまいます。
このドラマは視聴者は無意識に前にあげた『あまちゃん』と比べちゃうんじゃないかなぁ。それは少し不幸なことかもしれません。