−17

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に記載の内容はすべて個人情報保護法を考慮していません。また、企
業秘密にあたる部分について、意図的に嘘を記述している可能性もあります。
また、ここで紹介する内容は実際に試していない物も含まれます。当ブログ
を参考にして業務運用を行っていかなる結果になっても筆者は責任を負いか
ねます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
前回の話の続きから


メール配信ソフトというと難しいと思われる方も中にはいらっしゃるかもし
れないのでフォローを。
作ったことある人はもちろんご承知かと思いますがそんなに難しい物ではあ
りません。
メールのヘッダーも本文もテキスト、配信リストもテキストなんでSMTPをた
たける環境があれば結構簡単にできます。
何の知識もなく市販のOCXを使って(前にも言ったように市販ソフトを使
うことはお勧めしませんが、そのころは何も知らなかった無垢な俺でした)
VBで開発した画面は最初の本番配信まで約3日でした。
また、そのVBのアプリが事情があって使えないときにどうしても配信する物
があって作ったソフトは開発期間約3時間。ツールはPerlでした。
余談ですが、その配信ソフトが本番環境で動く俺が作った唯一のPerlプログ
ラムで、その時の配信数が生涯最多です(件数はひ・み・つ・♥)


ぶっちゃけプログラマ魂を刺激するような難しいプログラムではありません
ね。まぁそれはメール配信業務すべてに言えることで、システム屋ができる
ことっていうのはこの業務では極々わずかです。


さて、メールニュースの配信頻度と内容も決まり、配信ソフトも開発を終え
ました。


本来ならば配信リストの話をすべきだと思うんですが、前に話したこととの
重複が多いんでここでは割愛します。配信ソフトをどのようなつくりにする
かにも依存しますし。


リストをすっ飛ばすといよいよ配信です。


配信前にもう一つ準備があります。配信担当者を決めましょう。あたりまえ
のことですが非常に重要です。ここをいい加減にやると事故の元です。


話は変わって、恐怖新聞というのが昔ありましたね。(最近の若者は知らな
いかorz)受け取ると確か3日(ググって見たら100日だったよ)寿命が縮む
新聞です。
現代の「恐怖新聞」であるところのメールニュースは、配信する人の寿命が
1回配信するごとにおおよそ3日縮むと思ってください。
いや、まじで、笑い事じゃなく・・・


配信ボタンを押すときのプレッシャーってのは想像を絶する世界です。実は
メールニュース始めた時って全然そんな重みを感じてなかったんですよ。
ところが他の会社でもメールニュース始めて、事故起こすのを目の当たりに
してしまったりして、だんだんと怖くなってきました。
逆に怖さがわかれば本物ってことかも。
そのプレッシャーに多いときは一日10回とか、配信時間指定を守ったり、
特定の属性を持つ顧客をはずしたリストを作ったりとかしながらこなしてい
かなきゃなりません。


とても一人の人間に依存できるような仕事じゃないですよ。まじで(泣


配信担当者は負荷分散のためにも必ず複数配置するようにしてください。
そうしないと配信担当者の体調不良で、衝撃的なニュースリリースの配信タ
イミングを逸したりすることももしかしたらあるかも??


俺が一人で配信しているときは、具合悪くても数時間だけでも出社したり、
俺の休みに合わせてすべてのメールニュースを停止したりしていました。
そんなのナンセンスですから。


あと、担当者選定の際に、配信プログラムを作成した人は除外した方がよい
でしょう。
こういうプレッシャーがかかる仕事は実作業者の責任は極力分散するように
業務デザインをするのがお勧めです。もちろん責任の所在を不明確にすると
いう意図ではなく、プレッシャーを分散させることによって、極度の緊張に
起因するミスを防ぎ、またダブルチェック、トリプルチェックを可能にする
という意図です。
責任は実作業者ではなく実作業者をとりまとめる人が負うべきです。その人
は実作業もできるが普段はしないで作業者のアドバイザーとしても機能でき
ればいうことないでしょう。


メール配信業務自体は、専任で担当者をおくほどの工数はかかりません。他
の作業との兼任となると思いますが、決して片手間でやる仕事とは考えない
でください。事故が起こる可能性が非常に高い作業ですから。

                                                                                                                                      • -

なんか、当初書こうと思っていたことと違うことを書いているような気がす
る。この内容は来週だったはず・・・まっいいか。テヘ