子猫殺しの件

日経のサイトで記事が見つからなかったのでやむなく…
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/770743.html
俺の結論。
議論は時間の無駄。
落としどころは「技術革新」。
以上。


うちもペット飼っています。避妊手術しました。個人的には避妊派です。
しかし、子殺し派の価値観を否定することはできません。なぜか。議論が尽くされている話しですが両方とも人間のエゴだからです。さらに、避妊も子殺しもしないで捨てるっていう方法もあります。それはそれでまたエゴです。かわいそうとかそういうのはあくまでも人それぞれの価値観。俺を含めた大多数が「子殺しはかわいそうだ」と思っても「避妊手術受けさせるのはもっとかわいそうだ」という価値観があることは認めざるを得ません。
そんなことするなら飼うな。それも価値観。でも飼いたい。それもまた価値観。そんなにかわいそうなら自分で飼え!それも価値観。人に飼えって言うなら自分で飼え!それも価値観。


ここで京極夏彦氏が著した京極堂の名ぜりふをば

間違っていたのではない。違っていたのです。

そういうことでしょう。違うだけなんですよ。間違ってはいない。しかし、もしその行為が大多数の合意によって定められた「法」を犯す物ならばそれには従わなければならない。それだけのことです。世間的には間違っているということになるけど実質は違っているだけなんです。


重い話しになります。
今回の騒ぎは「猫」というペットが対象です。しかし歴史をひもとくと、「人間」に対しても同様の事が行われてきた。誰もが忘れたい歴史ではあるけれど事実。そして、現代どうなっているか。「子殺し」も「避妊手術」も倫理的に認められていません。「避妊手術」の方は本人の同意というプロセスがあればたぶんOKなんでしょうけど。書くだけで気分が…
なぜ、認められなかったのか?それは大多数の意見がそこに落ち着いたからです。
その結論に達することができたのはなぜか?理由の一つが避妊技術の向上です。


だから、この議論の行き着く先は、ペットの避妊技術を開発するというところになるはずなんですよ。たぶん。きっと。
もう一つ問題を解決する新技術があります。それはペットの意思確認方法の確立です。これで本人(犬 or 猫 or etc)の同意というプロセスを踏める。

もし猫が言葉を話せるならば、避妊手術なんかされたくない、子を産みたいというだろう。

これの裏がとれれば問題のかなりの部分は解決します。生まれた子供を殺されるのと避妊手術どちらがいいか本人(犬 or 猫 or etc)に選択させるのです。
うわ…さらに気分が…
やっぱどっちも同じだよ…書いてみて思った。避妊手術も本当はさせたくなかったんだよ…身勝手な飼い主でごめんよ…


と、まぁ書いては見た物の、研究開発にはコストもかかる。そもそもできるのかさえわからない。現実的な解決案ではないですね。結局はどちらも人間のエゴ。法律でどちらか決められない限りはそれぞれの価値観で行動するしかないですね。だって…、保健所では…


すっかりブルーになってしまった。
とりあえずこの辺で。重い話ばっかりはいやなので書き足すかも。




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