5.リンク

リンクとアクセス数の関係


サイトに設置するリンクは重要だ。相互リンクしてくださったサイトの管理人様は「Webサイトはラーメン屋である」の中で書いた「常連さん」になってくださることが多い。そして、自分だけの力では集められない読者を集めてくださる。
このサイトではリンクにも禁じ手を設けていた。
一般的に大手サイトといわれているサイトに一方的なリンクはしない。
理由は特にない。強いて言えば、今メインとなっているコンテンツは漫画感想系なのに、自分自身では交流があるサイト以外漫画サイトをほとんど見ていないと言うのが理由か。そして自分がネタ元にするニュースサイトはみんな知っているサイトだからわざわざここにリンクを設置する必要がない。それも理由か。他にももう一つ理由があるがそれはデザインの項で述べる。
ネットの片隅でひっそりとアップロードされているこのサイトでもリンクするサイトも増えてきてどうしようかという感じだ。細かい管理は不得意で中途半端に増やしたり減らしたりすると思わぬミスをしてしまいそうなのであまりいじらないようにしている。相手がいることなので自前のコンテンツ以上に気を遣う部分になっている。
このサイトでは内部リンク*1を数多く仕掛けている。初めて来訪した読者に関連記事も読んでもらい、定期読者になる比率を少しでもアップしたいという狙いがある。この狙いが功を奏しているかは今後Google Analyticsで取得されるデータで判別できると考えている。


リンクについて、アクセス数アップとは関係ない話しだが一つだけ触れておきたいことがある。概要で書いたように、このサイトは10アクセス程度の日々が続くところから始まっている。未だにその意識が抜けきれない。他のサイトから読者が来てくれることはあるが、このサイトを起点として他のサイトを見に行くのは自分だけと思っていた。ところがそうではないということを教えてくれたサイトがあった。
ヒナギク様をみてる!?の記事だ。
このサイトで紹介した日にここを経由した読者が60人くらい訪れたとのことだった。
はてなカウンターによると、その日のアクセス数は1186、ユニークIPは679、そこの記事をクリックして60人が他のサイトに行く。アクセス数カットでも5%、ユニークIPカットなら10%に近い数字だ。この種のリンクでこのクリックレート*2は私の感覚では異様な高さだ。
企業サイトと個人の漫画感想サイト*3、コンテンツが全く違うので単純比較はできないが、本音を言うと「とんでもないサイトを作っちまったかもしれない」と思った。しかし、個人サイトの世界ではこの数字は驚くようなことではない、むしろ低いのかもしれない。同様の数字をお持ちの方がデータを公開してくだされば幸いです。*4
以下は完全に余談だ。その翌日書いた読書感想文はアップロードしなかった。できなかった。怖くなった。このサイトに張ってあるリンクをクリックしてくれると言うことは、読者がそれなりにこのサイトに対してロイヤルティを持っているということだろう。信頼してくれている読者が読んで誤解をしないような記事が書けているのか。もし誤解をしてしまったらどうするのか。そう考えると怖くなった。*5



*1:インターナルリンク、このサイト内の別記事へのリンクです。今回の記事でもたくさん使っていますね。

*2:サイト閲覧者の何%がリンクなどをクリックしたかの比率です。通販サイトなどではこの数字を上げるために必死で努力しているはず。

*3:この記事だけとれば間違いなく漫画感想サイトですよね。ここ。

*4:たぶん企業サイトは公開してくれない。たぶん。特に悪いデータは。

*5:自意識過剰ですかね。でも万一読者を誤った方向に導いたら責任とれないからね。有名人なら社会的制裁受けてチャラになるけど一般人には責任のとりようがない。