7.デザイン
アクセス数を増やすためのサイトデザイン
アクセス数*1を増やす簡単な方法がある。それは「続きを読む」を使うことだ。たったそれだけのことでアクセス数は増える。
しかし、その方法は諸刃の剣だ。うっかりこのサイトに来た人が、さらにうっかりして当初目的としていなかった話題に興味を持つ可能性が低くなる。クリックしなければ読めないというのは敷居が一段高くなっていることを意味する。リンクをクリックすると言うことはそのサイトに対してある程度のロイヤルティを持っているが前提になるからだ。
得体の知れないサイトに張ってあるリンクを踏むのは勇気がいる。なにが仕掛けられているかわかったものではない。本来、リンクの項に書くべき事だが、大手サイトへのリンクをはるというのは、読者のリンク元サイトへのロイヤルティを高めるという効果がある。みんなが知っているサイトへのリンクが張られていると、その近くにある別のリンクも自分は知らないけれど著名なサイトなのではないか、サイトの内容も信用して良いのではないかという誤解をしてくれる。サイトへの信頼度が微妙に高まるのだ。*2あえてこのサイトでは大手サイトへのリンクは極力行わないようにしている。純粋に自分のコンテンツだけでどうなっていくのかに興味があるからだ。*3
残念ながら私には絵心も色彩感覚もない。だから、基本的にはてなが用意してくれているテンプレートをそのまま使っている。しかし、構成を少しは考えている。まず、自分のPC上に最初に表示される範囲で記事の見出しが表示されるようになるということを意識している。表示したらいきなり宣伝チックなバナーばかりだと自分が萎えるからだ。*4今は読者感想文関連のリンクを張ってしまったのでこの原則からははずれる構成になっているが、夏休みが終わったら元に戻すつもりだ。*5
次にこのサイトで言う左側メニューの構成だ。ここは試行錯誤中だ。サイト内検索を上の方につけているがもっと下でもよいのではないか。相互リンクはもっと目立つところに持ってきた方がよいのではないか、そうするとアンテナだけでリンクしているサイトとの間で格差が生じてしまうのではないか、などなど。悩みは深いが、実はどういう構成にしてもたいして変わらないのではないかと最近思い始めている。このサイトは定期読者比率が高いサイトだから。
最後にリニューアルについて。これもまだ結論は出ていない。企業サイトでは定期的なリニューアルを行うサイトが多い。読者を飽きさせないための方策だ。しかし、個人サイトの場合、リニューアルは逆効果かもしれない。読者はいつもと変わらないデザインのサイトを求めているのではないか、そう感じる。*6
このサイトは今後も定期的にリニューアルをする予定だ。今までリニューアルがきっかけでアクセス数に変化が起こったことはなかったが本当にそうなのか、なにか面白いデータはとれないものか。プラスでもマイナスでも何かしらの反応があればそれは面白い。
*1:当然ページビューのことです。前にも書いてあるけど念のため
*2:造語ですが、連携(リンク)の誤謬とでもいいましょうか?自分もこの誤謬にはまることが多いような気がしています。
*3:元々リンクしていたサイトが大手といってもいいサイトになってしまうことがあるってのは読めてませんでした…いい経験しました…
*4:目的を持って読みに行くサイトの場合は平気なんですが、ちょろっと見ようかなと思ったサイトだとそれだけで次に行っちゃいますね。俺の場合は。
*5:この変更は失敗だったかもしれません。読書感想文の記事読む人はこちらが思ったよりもしっかり読んでくれていて下の方までスクロールしているっぽいです。そうでないと記事末尾近くのリンク先に飛んでいる人が結構多いことが説明できない。
*6:と書いては見たものの、Yahooなどのポータルサイトはリニューアルほとんどしませんね。定期読者が多いサイトはリニューアルしない方がいいのかも。