let it snow はIEを殺す
というのは言い過ぎでしょうけれど、こういうことの積み重ねがブラウザ利用者のマインドを変えていくのかなぁと思いますね。
実際ブラウザインターフェースを使ったアプリを開発するとIE対策ってのにかなり工数を割くんですよね。ブラウザ間の違いってのはIEに限った話ではなくあるんですけれど、IEの場合はそれが顕著ってのはたしかです。ここ数年で言うブラウザをインターフェースにしたアプリを開発する時はInternet Explorer、Firefox、Chrome、Opera、Safariをインストールして画面の検証をするのですが、IEだけ表示や動きが違うパターンが多いんですよねぇ。それとは逆に環境によってはIEのみにしか対応していないアプリを作る事を強いられます。それはブラウザをインターフェースとしたWebアプリがいずれ他の仕組みを駆逐すると思いこんで人生を踏み外した俺にとっては精神的な拷問と言ってもいい作業です。いや、お金もらえればやるけどね(笑)。
ある時IEには対応するのが難しいアプリを作ってしまった時に、「いやむしろこのままの方がいい！」と冗談で言われた事があります。遠い昔の話ですがね。結局どうしたんだっけかなぁ。内部向けインターフェースはそのままで公開するインターフェースだけ適当な対応を施して切り抜けたんだっけかなぁ。
なんにしても、もしlet it snowみたいな仕掛けが今後も継続して産み出されたら、ボディブローのように効いてIEは殺されていくんじゃないかなぁと思うんですよ。もちろんIEが他のブラウザ同様の動きになるという方向性もありますが、他のブラウザと違うからこそ「IE専用Webアプリ」という謎な存在が生まれているので、IEの優位性は失われる事になり結果的には死んでしまうのかなぁと思います。
以上、IE嫌いの戯言でしたが、IEを使うお仕事も喜んでお受け致しますのでそこのところは誤解無きようにお願い致しますｗｗｗｗｗ
