上野東京ライン感想

昨日所用で新杉田まで行ったのでついでに上野東京ラインを初乗りしてきました。
いろいろ思うところがあったので感想を書きます。




常磐線なので当然品川までですがそれでもいろいろ思うところがありました。
ニュースなどでも言われていましたが車両の運用はまだまだ煮詰める必要がありそうです。
品川行きの特別快速に乗りましたが、北千住で抜かれる快速は15両編成なのに特快は10両編成。都合もあるんでしょうが普通は逆だろうと。
運悪くトラブルがあって三河島から上野までのろのろで10分程度遅延しました。スピード重視なら日暮里で乗り換えた方が速かったと思います。
その日暮里ですが相変わらず乗り換え客は多かったです。池袋新宿方面に向かう人は当然乗り換えるわけですが、今までの人の流れを見ると上野東京方面に向かう人の方が多いんですよね。今度は乗り換えも試してみようかなと思っています。秋葉原にホームを作っていたら新宿に向かう人の流れも変わったのかなぁと思ったりしました。
前述のトラブルの影響もあるのか車掌さんの放送も慣れていないようでぼろぼろでしたが常磐線の乗客もいわゆるプロが多いので別に混乱することもなく上野駅を出発しました。
使っているのは9番線。そこから残念な配線を経ておそらく秋葉原駅手前まで続いている上野駅構内の分岐器をクリアしていきます。3線区間をどう使っているのかと興味深かったのですがぎりぎりまで一番東側の線路を使う経路でした。
秋葉原の留置線を過ぎるとようやく速度を上げて上野東京ラインのハイライト、新幹線上の高々架に入ります。なかなかいい感じの勾配でわくわくしましたが楽しいときは一瞬で終わりあっという間に常盤橋のところで今までのレベルに戻ります。


そして東京駅到着。多くの乗客が降ります。
品川以南に向かう人は東京駅で待つよう案内が入りました。品川駅は折り返しホーム乗り換えには階段が必要、さらに新橋駅のホームは狭いので東京乗り換えを推奨しているのでしょう。
品川以南は以前からの東海道線ですが、実は久しぶりに乗車しました。だって日暮里か上野から南に向かうときは乗り換えめんどくさいから京浜東北だけで行っちゃうんだもん。そういう意味でも人の流れが変わった可能性はありますね。
今回の乗車で一番変化を感じたのは田町の車両基地に陣取るエメグリ帯の電車たちです。すごい違和感です。もしかしたら朝の松戸入庫車両無くなったのかも。
品川到着。地理不案内なので京急への乗り換え階段がわからず右往左往しましたがそれは別に京浜東北をつかっても同じこと。上野駅でやっているのと同様、車内整備でいったんドア締め扱いをしていました。
新杉田に行くのになんで京急?おもしろいことに時間はかかるけれどそっちの方が安いからです。別に快特に乗りたい訳じゃなくて、いや乗りたいんだけどさ。
ってことで久しぶりに京急快特にもじっくり乗りました。運良く2100系転換クロスシート車でつかの間旅行気分。でも混んでたなぁ。普通に考えればこれだけ混む電車でクロスシートの車両を使うっていう選択肢は無いですね。そういえば札幌から新千歳空港に行く特急が化けるタイプの快速はこんな雰囲気だったなぁと懐かしく思い出しました。
加速感は相変わらずです。やっぱTXは京急に似てますね。隙があれば加速する感じとかがね。


帰宅時にものんびりと品川から上野東京ラインを使いました。行きに比べて特筆すべきことは少なく……。相変わらず混むのは日暮里からで北千住で案外と降りて松戸で半分くらいになります。
時刻表を見て驚いたのは終電の早さですね。もっと遅くまで走らせてもいいと思います。遅い時間は緩行扱いになる山手線と京浜東北線を使えってことなんでしょうけれどね。




実際に乗ってみたら予想以上に東京駅で降りる人が多くて驚きました。もしかしたら千代田線の混雑緩和にある程度の効果はあるかなと思いつつ、朝ラッシュ時5本、データイム2本/hでは限定的な影響かなとも思います。
ちなみに俺を含めた鉄ヲタや隠れ鉄ヲタが多く乗っていました。子供をだしにして絶対自分が乗りたかったんだろうっていう人とか見ると親近感が沸きますね。なので実際の人の動きとはまだ違うのかもしれません。この先5年10年経って、車両運用やダイヤがこなれてどうなるか、まだまだ楽しみです。