小田急線複々線化後の朝ラッシュ時ロマンスカー運転の予想

鉄道趣味界隈で盛り上がる小田急複々線化後の予想です。
趣味人なら誰もがポイントとして上げるのは複々線区間以南にどうやってロマンスカーのスジを設定するかというところでしょう。
複々線区間はもちろん、現状でも代々木上原新宿間は梅ヶ丘東北沢間が複線である制約で少し開いているところもあるので挿入可能、千代田線も常磐線方に比べれば余裕があるダイヤなので、常磐線方面のダイヤに影響は出るけれど(具体的には霞ヶ関折り返しの設定がロマンスカーの本数分難しくなって上原折り返しか明治神宮前入庫になるのでは?)設定可能です。
現行の輸送力を維持、あるいは大幅な減少を避けた上でロマンスカーをどうやって挿入するのか!?




ダイヤはもうぎちぎちです。よく運転しているなという感じです。しかし、一つだけ特効薬があります。
向ヶ丘遊園以遠で各駅に停車する列車をすべて千代田線直通にする、それができない場合は新たな種別(通勤準急?)を設定するという荒技です。
旧都心へのアクセスをよくするみたいなイメージ的な話ではありません。新宿〜代々木上原間の3駅を止まらないことによって、10両編成の列車を現行の設備で設定できます。
8両と10両。大差ないように思えるでしょう。しかし輸送力的には1編成あたり約25%向上します。最初のうちは乗車位置が分散しないで効果が出ませんが効いてきます。
現行の時刻表を見ると、登戸以南は各駅に止まる準急と各駅停車が続行しているところが何カ所かあります。そのうち数カ所で各駅停車を間引いてロマンスカーを挿入することができるのではないかと想定しています。
それによって不便を被る代々木八幡、参宮橋、南新宿の3駅利用者のためには成城学園前始発の8両編成の各駅停車を運転し、成城学園前から優等運転をするもう一つの種別(新区間準急?)を設定するというめんどくさいことを考えています。それによって成城学園前以南の優等非停車駅から都心部へのアクセス時間も若干短縮されるというおまけ付きです。


現実的に考えてイレギュラーな種別を2つも増やすとは思えないので妄想ではあるのですが、多摩急行という趣味を持つ私にとっても想定できない種別を設定することがあるし、お隣京王線では準特急というこれまた全く想像できなかった種別が今や主力扱いだしきわめてわずかですが当たる可能性もあるかななどと思っています。


常磐線が10両から15両になって劇的な改善をしたという実績があるので、規模は違いますが8両から10両に伸ばすことによる輸送力の余裕も馬鹿にはならないと思うんですけれどね。