千歳線

大幹線。その言葉がぴったりな路線でした。




15分に1本走る6両か5両の空港連絡快速。その合間を縫って設定されている各駅停車。北海道各地を結ぶ特急列車、そして実は一番大事なのかも知れない、本州との物流を担う貨物列車。それらが頻繁に走る路線です。
飛行機降りて千歳線に乗るのは本当に楽しみだった。冬は冬で東京近郊ではまず見られない荒涼とした風景が見ることができるし、夏は夏でこれまた東京近郊では見られないのびのびとした風景を見ることができます。札幌近郊と言ってもいいところでもこれだけ広さを感じるのだから北海道って本当に大きくて広いんだなぁと思った次第です。


鉄道は時刻が正確、って話はあるけれど、冬の千歳線に限ってはそんなことはなかったです(笑)。普通に遅れました。雪で。東京は雪に弱いってよく言われるけれど、限度を超えれば北海道だって余裕で止まります。だから地下鉄が必要だったわけですね。
1度なんか盛大に遅れて、俺は遅れることを見越していたからいいけれど、そうではない人もいたみたいで、ホームに降りたら盛大に突き飛ばされたことがあります。死ぬ気でダッシュしてました。でもまぁきっとカウンターの前でorz状態になるんでしょうからあまり責められませんねぇ。


ところで、空港往復の時、贅沢ではあるけれど基本Uシート使ってたんですよ。最初はそんなことしなかったんですがね、あの電車思った以上に混むんだな。だからキャリーバッグ持って自由席乗るのは迷惑だなと思ったんですよね。常磐民の発想かも知れないけど(笑)。特に帰り。新札幌だとまず普通には座れない。そこに旭川発の特急車両が来たらかなりの悲劇なんですよね。通勤列車よりも不快です。
東京近郊でも数百円で座れる空港連絡列車があったら需要はあると思うんですけれどねぇ。


最後に、西の里信号所についてです。イマイチ存在意義がわからんのですよ。冬場は閉鎖するし、上り下りで有効長違うし。どういうケースで使っているのか見てみたかったんだけれど、副本線を使っている局面には結局1度もお目にかかれませんでした。あの信号所、ロマンがあるよね。わかる人にしかわからないだろうしわかる人はきっとほとんどいないと思うけど。