新京成電鉄はなぜスプラッシュマウンテンに成り得たのか

今日は酷い目に遭った。千葉が孤立したもんな。TXと流山線まで止まるとは思わなかったぜ。
夕刻までダイヤ乱れは続いていて帰りもなかなかエキサイティングでした。そんでも噂に聞く朝の松戸駅行列に比べれば可愛い物です。松戸ってどうしてああなっちゃうんだろうなぁ。TXできたからもう大丈夫だと思ったのに。駅一周の行列は死ぬまで忘れない。


そんな中、新京成は無理矢理動かしていたらしいですが、千葉との出入りをふさがれるとどうにもならないわけでね。でもそういえば、地震の時も、前に台風でやられた時も新京成に頼ったんだったな。
新京成ってすごくシンプルな作りなんですよね。下総台地の台地上の所を選んで走っているから切り通しとか盛土とかが極端に少ない。本で読んだかネットで見た知識なんで自分で検証したことはないけれど、川を渡る橋もトンネルも1本もない路線なんですよね。うんきっとそう。記憶の中でも無い。
雨に弱いのは斜面や低地、風に弱いのは橋。新京成で低地を走っているのは松戸駅京成津田沼駅だけなんじゃなかろうか。そのあたりにしか切り通しや高い盛土もないかも。橋は鎌ヶ谷の高架が完成したらちょっとやばいかもしれないけれど北総開発もあそこで止まるという話しは聞かないのでそんなに酷いことにはならないでしょう。
そんなわけで、あの絵だけみるとすごいところ走っているみたいだけれど全体としては非常に条件がいい路線なんですよね。


その代わりと言ってはなんですが、常々言っているように踏切が多い。五香から鎌ヶ谷に抜けるほぼまっすぐな道に踏切が4カ所あるとかもうね。あそこは鉄道連隊由来だと思うけれど他のカーブは台地を選んで通っているからっていうところもきっとあるはず。


そうそう、踏切で気が付いたんだけれど、新京成にはもう一つ他の鉄道路線には普通あるのに無い物がある。


オーバーパスする道路。


国道6号、八柱から流山橋に抜ける道、五香立体、初富と鎌ヶ谷大仏の間の立体、津田沼駅周辺の道2本、Google Mapで確認したけれどみんなアンダーパスで抜けています。
オーバーパスをしている鉄道も北総線だけですね。
これもやっぱり地形的な要因が大きいと思うんですよね。




おもしろ画像から新たな気づきが生まれることもある。