中央環状線改良工事とインフラ整備の難しさ



高速砂漠の松戸から車で西に向かうことはそもそもあまりなくて、向かう時も都心までは下道で行くことが多いからあまり通らないJCTではあるけれど、もしもするっと通過できるようになったら今よりは高頻度で使うことになるんだろうなと思います。


板橋・熊野町間の新工法とか面白いけど、どうして最初から4車線で作らなかったのかなぁ。


あそこのJCTはどう考えても交通が集中し、しかも織り込みが発生して渋滞するに決まってるじゃないですか。なのにどうして3車線で作ったんだろう?
当時の予測では3車線で十分って言う数字が出ていたんですかね?謎だよなぁ。


道路に限らず鉄道もそうだけれど、事前の予測と実態が変わるってことはあるとは思います。過大に需要を想定したら無駄になるし、過小に想定したら利便性が大きく損なわれます。過大に想定した時の問題はよく取り上げられるように思えるけれど、過小に想定した時の無駄な追加投資についてはあまり取り上げられないようにも思えています。


こういう例を見ると、インフラはある程度は過大な投資になるリスクを負って整備した方がいいのかなと私は思うんですけれどね。
北海道に行って、無駄と言われている道東自動車道が思っていたよりもずっと使われているのを見たり、需要を過大に見込んでいるのではと言われていたつくばエクスプレスが、10年20年先を見通すとむしろ需要を過小に見込んでいたのではないかと思える状態になっているのを見るとね。もちろん無駄に見えるインフラもたくさんあるけれど、全てをちょうどよく整備することは神ならぬ人間には無理です。


もう一つ思っていることはあるけれどそれはまたそのうち。